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大阪どてらい市「試し削り無しの一発加工」

3社コラボ展示で提案

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 7月4日に閉幕した展示商談会、大阪どてらい市の工作機械コーナーでは中村留精密工業、サンドビック、ZOLLER Japanの3社がコラボレーション展示企画を実施した。
 中村留精密工業によると「ワーク着脱や工具測定、試し削りの時間を大幅に短縮できる」のが今回のコラボ展示の最大の特徴。工具の刃先の摩耗状態を高精度ツールプリセッター(ZOLLER)でスピーディに測定し、初回加工時との誤差を機械側に測定値として入力、補正することで、「試し削り無しの一発高精度加工が実現する」と言う。また、ツーリングシステム「コロマントキャプト」(サンドビック)は着脱しやすく、工具交換時間の短縮が可能。繰り返し精度は±2ミクロン以下で、高精度加工との相性が良いと言う。
 IDを割り当てたデータチップを刃物に取り付け、測定データをサーバーに集約することで、工具情報の一括管理も可能。スマホやタブレットなどでいつでもデータを閲覧でき、工具寿命の予測などスピーディに行える。
 また、中村留精密工業では変種変量生産に適した対向2スピンドル2タレット複合加工機「WT-250Ⅱ」を出展し、「工程集約に最適なマシン」とアピール。将来的な独自のIoTシステムの展望として、加工ビッグデータの蓄積・見える化・解析、故障予知・保全などの機能も紹介した。