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OKK、大阪と東京でプライベートショー開催

高剛性MCと工具の相乗効果、実演で披露

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 OKK(宮島義嗣社長)は7月22日から2日間、伊丹市の猪名川製造所にて中部・西日本プライベートショーを開催し、約700人が来場した。また、竣工25周年を迎える東京テクニカルセンターでも8月4日から3日間、東日本プライベートショーを開催した。両展示会では即納の限定5機種を用意した夏の大商談会も合わせて開催した。
 西日本プライベートショーでは、主力MCを一堂に展示。10社の協賛メーカーの工具も展示するとともに、8機種のMCで工具とのシナジー効果を最大化する加工デモをみせた。
 立形MC「VM53R」では難削材の一つとされるNAC80(HRC40)の金型の荒加工時間の短縮例をみせ、注目を集めた。実演に用いたのは独エムーゲ・フランケン社のエンドミル「フランケントロコイド」。円弧の軌跡を描きながら溝部を加工するトロコイド加工専用の工具で、長い刃長をフルに使いつつも刃に刻まれた溝が熱を効率よく分散し、切り屑の溶着を回避する。切削速度を上げても切屑がワークに絡みつかない。トロコイド+丸駒カッタによる加工時間は、丸駒カッタのみの使用時と比べて73%減、高送りカッタと比べて63%減だった。説明員によると「VM53Rの剛性の高さが相乗効果を最大化した。加工面のビビリを抑えやすい上に刃もちも良く、実演では3つのワークを刃物を変えることなく加工完了した」という。
 その他の加工実演でも、OKK製MCの剛性の高さが加工時間短縮や加工面品位の向上に大きく貢献していることをアピール。横型MC「HM5000」ではタンガロイ製刃先交換式ドリルを用いたS50Cの高能率深穴加工を実演し、「突き出しの長い加工でもビビらず、真円度を向上させつつ加工条件を上げられる」とした。会場では対話型ソフトWinGMCの体験コーナーも設け、最新のプログラム支援機能やスマホ感覚でCAD操作ができることなども紹介した。