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大日金属、国内最大級の門形平面研削盤を導入

生産能力を増強、品質・納期に対応

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 大日金属工業(本社・大阪市、小山章社長)はこのほど、生産拠点である岐阜事業所(岐阜県垂井町)に、クロスレール固定門形平面研削盤「KSL−F22150(U)型」(住友重機械ファインテック製)を導入、本格稼動を始めた。
 今回、導入した門形平面研削盤は、国内最大級のテーブルサイズ(2250×15000ミリ)で、精密な割出しを自動で行う旋回といし頭を装備。加えて、最大6個収納可能なAWC(自動ワーク交換装置)+タッチセンター+自動プログラミングによる自動研削システムなどが特長で、加工精度向上と加工時間の大幅短縮を実現する。
 岐阜事業所の栗田実取締役所長は、「需要拡大に伴い、生産設備の更新・増強に取り組んでいる。新規導入した門形平面研削盤は、生産ラインの要となる設備。高精度な加工能力に加え、といしの自動交換機能等により自動化を実現、10%から15%の生産性向上を見込んでいる。導入の決め手となったのは、加工精度や操作性等の製品性能はもちろん、メンテナンス対応を重視した」と説明。「当社は創業以来、様々なニーズに応じた中・大型の各種旋盤を受注生産しているが、顧客の現場は進化している。最先端のニーズに対応、この数年、門形5面加工機や立・横マシニングセンタ等の設備を更新・増強すると共に、次代を担う人材育成に注力している。今回の門形平面研削盤も入社3年の若いメンバーが担当する。新規設備導入に伴い、製品性能とサービスの充実を図り、企業使命である品質向上、納期短縮、コストダウンを追求する」と強調した。

■工場見学会も
 一方、同社では新規設備の披露を兼ね、山善機械事業部(事業部長・山本隆邦常務執行役員)と共同で、全国の主力販売店を招いての工場見学会を順次開催している。
 7月22日には第1回として、中部と九州地区の販売店の代表が参加し、岐阜事業所の工場見学会を開催した。はじめに大日金属工業の横山克己会長があいさつ。日頃の謝辞を述べた後、「生産能力を強化し、信頼される製品づくりに注力している新生『DAINICHI』のモノづくり現場を見て・感じて頂くため、工場見学会を企画した。多様なユーザーニーズに三位一体で対応、共々に発展を」と述べた。次いで、山善機械事業部の山本事業部長は長年の信頼関係を紹介したのに続き、「今回の工場見学会を契機に、大日ファンづくりに一段と注力していきたい」と呼び掛けた。大日金属工業の栗田事業所長が事業所の概要を説明。新製品の大型CNC旋盤「W16R」(ベット幅1300mm、心間支持質量16トン)の紹介に続き、工場を見学した。
 終了後、一行は岐阜市内のホテルに移動。長良川での「鵜飼」を観覧し、夏の一夜を楽しんだ。なお、8月には関東および大阪地区の販売店を招いて行う。