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金属3Dプリンターの可能性、学生らが表現

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 「アクセサリーのようなギプス。通気性がよく圧迫感もありません」
 「裏方に徹してきた継手も、シャープな螺旋構造にすればデザインの一部になります」
 「毛細管現象を引き起こす燃焼機構を、3Dプリンターなら作れそうです」―。
 ソディックの金属3Dプリンターをいち早く導入した東新製作所(東京都大田区)は、金属3Dプリンター活用に関する多摩美術大学との産学共同研究の成果を、7月下旬、ソディック東京ショールームで発表した。
 イベントタイトルは「デザインエンジニアリングの種子」。従来の加工法では出来なかったモノづくりを、意匠性を重視し、学生ら10数名が一人1テーマ、それぞれアイデアを使って作品に仕上げた。デザイン性を高めつつ、金属製品(部品)にこれまでの常識を超える機能を付けた作品が並んだ。
 展示物の多くは金属3Dプリンターを使った製作ではなく、積層造形した樹脂のモックアップだったが、次なるステップとして金属製品(部品)化の可能性を検討していくという。
 東新製作所では「新しい加工方法により、デザイナーや設計者が考えるプロダクトがどのように変化するのか、その可能性をみていただきたかった」などとする。
 3日間開催のイベント。初日には各作品のプレゼンテーションも行われ、「盛況で、大いに関心を寄せていただいた」(ソディック)という。
(写真=指を骨折?このギプスなら蒸れずにオシャレだ。)