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JFEスチール、鋼材証明書の偽造防止

QRコードで判定可能に

  JFEスチールは、鋼材の品質証明書(ミルシート)の偽造判定システムを導入した。出荷時に顧客へ渡すシートとして、原本か識別できる透かしや隠し文字の入った用紙を採用。さらに、表面に印字されたQRコードを顧客がスマートフォンで読み込むと、寸法、試験値などが画面に表示され、シート本体の数値と比較できるようにした。
 数値に食い違いがあれば、スマートフォンから同社に直接問い合わせが可能。偽造判定システムの導入は、日本の鉄鋼業界で初めてという。今年3月から知多製造所で製造した鋼材に導入しており、今後は各品種への展開も予定している。
 同社によると、海外を中心に「(シートが)何者かによって偽造され」、顧客から問い合わせを受けるケースが多発。記載内容がでたらめなものから、顧客名、規格・寸法・試験値などの書き換え、備考欄への追記などがあるという。