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山善、ハードウェアショーを東京で開催

豊富な商品群、一堂に展示・商談

 山善家庭機器事業部(麻生太一事業部長)は9月6日から4日間、家具や園芸、レジャー商品などを一堂に集めた恒例の「YAMAZENハードウェアショー」を大田区産業プラザで開いた。来春物を中心とした山善オリジナルブランド商品と同取り扱いの有力メーカーの製品を披露。全国のホームセンター、通販業界などのバイヤーら88社323名が来場し、昨年実績(79社361名)を上回る盛況だった。
 初日の開会式では東日本山善家庭機器メーカー会の清田壽男会長(コロナ営業本部副本部長)があいさつに立ち、「円安傾向や景気の下向き感など事業環境は厳しくなってきたが、先日のリオ五輪でも試合終了間際の逆転劇はいくつもあった。山善家庭機器事業部の今期の売上目標800億円必達に向け、上期のラストである9月、このハードウェアショーでバイヤーにしっかり製品をアピールし、実績に結びつけよう」と呼びかけた。続いて事務局代表として山善の麻生太一事業部長(取締役常務執行役員)も、メーカー各社の協力に感謝の辞を述べつつ、「1社たりとも昨対割れさせず、何が何でも売上800億円を達成する」と力強く表明した。初日夜に開催した決起大会ではメーカー各社と共に売上800億円必達を誓い合い、同大会には山善の工具・園芸・アウトドアブランド「清水国明ベストセレクション」の清水国明氏も応援に駆け付けた。

■後輪駆動でスムーズ移動
 会場では商品の特徴が分かりやすい体感型の展示が目立った。台車のコーナーでは、点字ブロック、アスファルト、芝生、砂利道を模した通路を用意。今年中に発売予定のYAMAZENブランドの新製品、後輪可動式のオフロード台車「TOUGH CART(タフカート)」の性能を比較体験できるようにした。後輪が固定され前輪可動方式の他社の台車の場合、砂利道に差し掛かるとタイヤが砂利にとられて動かせなくなったが、タフカートは楽に移動可能。「丈夫なノーパンクタイヤを採用している上、腕の力が直接伝わりやすい後輪を可動式にすることで、砂利道や凸凹道でも取り回しやすく、狭い畦道でも方向転換しやすい」(説明員)という。
 押して刈れる人気の手押し草刈機「プラッターバロモア」(製造:小林産業、販売元:山善)の横には、来年2月発売予定の新商品「ウォークモア」のデモ用に模擬斜面を設置。U字ハンドルの操作で、お椀型にラウンドしているプラッター(ナイロンコード式カッター)底部を滑らせ、斜面でも刈りながら楽に移動できることをアピールした。エンジンをプラッター上部に直結することでパワフルな草刈を実現。1・2~2・4㍍まで伸縮できるので浅い斜面も深い斜面にも対応できる。製造元の小林産業の小林社長によると「斜面の草刈は力とコツが要り、死傷事故が起きやすい。後継者不足で農業の法人化が進む中、草刈をしたことがない若手社員や高齢者でも使いやすい草刈機が求められている」と言う。
 新規提案コーナーではポール状のLEDアップライトなどに注目が集まった。充電式・3000ルーメンの機種の場合、1回の充電で最大16時間点灯可能。「早朝の野菜収穫や災害時の復旧作業、または自動車整備工場、カーメーカーの展示場などでの活用に注目が集まっている」(説明員)。
 なお、山善ではDIYや園芸分野の新ブランド「ドリームパワー」を立ち上げており、会場入口中央で新ブランドと製品群をアピールしていた。