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日本パッケージングコンテスト、139作品入賞

応募415作品「環境負荷低減意識が浸透」(総評)

 (公社)日本包装技術協会が毎年実施している「日本パッケージングコンテスト」。
 今年は過去最高の415件の応募作品があり、13件のジャパンスター賞と43件の包装技術賞、83件の包装部門賞を決定、8月30日に都内のホテルで表彰式を行った。
 入賞作は今年10月4日から4日間、東京ビッグサイトで開催の東京パック2016で併催する「2016グッドパッケージング展」で一般展示する。世界の包装コンテスト「ワールドコンテスト」へ出品する作品もあるようだ。
 ジャパンスター賞13件のうち、経済産業大臣賞を射止めたのはヤマサキ社の「ラサーナ シャンプー・トリートメント詰め替えパック」。専用ボトルに直接セットするだけで簡単に詰め替えでき、真空状態を利用し詰め替えパック内の残量をほとんど無くせるよう工夫した。審査委員からは「最後まで使う為のアイデアが斬新」の評があった。
 ジャパンスター賞ではほかにも、RFIDと特殊タイラップを利用し、トレーサビリティ管理を万全にしたリターナブルBOX(サンリツ社)や、コンパクトに折り畳んだ状態からワンタッチの作業でフロアディスプレイ什器を組み立てられるレンゴー社の作品など、アイデアを駆使したものが目立った。
 審査委員長の小野拡邦東京大学名誉教授は「応募数が増え、包装の重要性が広く認識されていることをまず感じた。(省エネ包装の作品増加などで)環境負荷低減の意識が浸透していることもうかがわれた。遊び心に溢れたものや、優れた発想を元に作られた作品が多く、審査は難しかった。受賞作と受賞を逃した作品の差が縮まって線引きが難しいと感じた」などと総評した。