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楽天、第2弾は店舗間物流?

ドローン物流、ゴルフ場で成功

 「1カ月間のサービス提供を経て、いま次世代機を開発しているところ。今回は飲料を中心に100種類ほど用意したところ、お酒が売れた」
 そう話すのはドローン物流サービスに参入した楽天の向井秀明ドローンプロジェクト推進課シニアマネージャー。同社は今年5月、ゴルフ場コース内でプレーヤーに商品を届ける配送サービス「そら天」を実施。プレーヤーがスマホの専用アプリを使って注文すれば、プレーで回るコース内の受取所まで商品をドローン(1.3m幅、最大積載2キロ)で届けてくれるというもの。一般の人へのこうした目視外飛行によるサービスは世界初という。
 なぜゴルフ場を選んだのか。「まず空間が開けている。喉が渇いた、ゴルフ用品が必要とニーズが明確。私有地なので自由に飛ばせる」と向井氏。GPSによる位置把握では7、8㍍の誤差が生じるため、1、2mに抑えられる画像認識を採用した。
 課題として挙げるのは、この種のサービスには一定の飛行経験をもつ操縦者資格を有する人員を配置する必要があること。「人員配置には1日に10万円くらいかかる。ボタン1つで目視外飛行するのでこれはナンセンスだと国に訴えているところ」とこぼす。同時に「今後ほしいモノが店舗に在庫がなくてもドローンを使って10分で他店舗から取り寄せてくれるかもしれない」と今後の展開を匂わせる。
 (9月13日に開かれた「国際物流総合展」ロジスティクス講演会から)