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ボッシュ、日本国内での自動運転開発を加速

新たなテスト車投入し、メーカーをサポート

 ドイツ・ボッシュの日本法人、ボッシュ(東京都渋谷区)はこのほど、日本国内での自動運転開発を加速させるために、開発中の自動運転用テスト車両を初公開。今後、自動運転などのシステム開発力を強化するために、既存の組織の枠を超えて開発に取り組む新組織「システム開発部門」を日本国内に設立したことを明らかにした。
 ボッシュは現在、ドイツ、アメリカ、日本の3拠点で自動運転開発を行っているが、ドイツ、アメリカでは複数のテスト車両が1万km以上の走行実績を持つ。今回、日本国内で開発された新テスト車両は、高速道路でドライバーの監視がない状態で車両が自動走行するハイウェイパイロット向けに開発したもの。国内では昨年10月より公道での走行試験を開始しているが、新テスト車の投入に伴い、「左側通行や日本独特の複雑な交通状況から得られる自動運転のための貴重な洞察が期待される」(同社)としている。
 同時に、システム開発に特化した新組織「システム開発部門」を日本国内に設立した。同部門は、現在60名以上のエンジニアで構成。製品ごとの既存組織の枠組みを超えた一つのユニットとして、システム開発に取り組む。
 同社では、自動運転向けテスト車両投入とシステム開発部門の設立により、国内自動車メーカーへのサポートを拡充する方針だ。