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電動物流車両の成長が加速

 宅配便取扱量の急成長に伴い、中国では電気配送車の需要拡大の期待が高まっていると、新華社が伝えた。
 物流費用に占める輸送費の割合は5割以上を占め、電気配送車はガソリン車よりもコストが30%低く、輸送費を大幅に軽減できるのが要因。
 昨年の中国での業務用電気自動車は4万7800台で、大部分が物流車両。2020年には、電気配送車市場規模は40万台に達するとの見方もあるという。
 工業情報化部が発表した「道路機動車両生産企業と商品公告」によると、業務用電気自動車190車種をリストに記載。また、国家発展改革委員会など関連部署は「2016~2020新エネルギー自動車普及応用財政支援政策通知」で、都市物流新エネ配送車両の政策を整備する方針を示しており、電気配送車の成長が加速する見通しだ。

VOCs対策市場、1400億元に五カ年計画で
 中国政府は、第13次五カ年計画は重点区域、重点業界の揮発性有機化合物(VOCs)の総排出量を10%以上減らす目標を掲げた。華南理工大学環境エネルギー学院の葉代啓院長は、目標実現には「VOCsを1000万トン以上削減する必要がある」と指摘。五カ年計画の期間中に、VOCs対策業界の市場規模は1400億元に達するとの予測もある。新華社が伝えた。
 VOCsはPM2.5を形成、昨年実施された新「大気汚染対策法」では初めて環境管理監督の対象となった。対策業界の中でも、観測分野は成長が見込まれ、200億元規模に成長する見通し。葉院長は、「業界ごとのVOCsの排出特徴を把握し、業界に適した対策が必要」と語った。