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日本金型工業会西部支部勉強会

世界の宗教知識、理解を促す

 (一社)日本金型工業会西部支部は9月26日、月例の勉強会を開催した。今回は型技術協会元会長で工学博士・神学博士の前川佳徳氏が「グローバル時代に製造業が知っておくべき宗教の基礎知識」と題した講演を行った。
 前川氏は製造業のグローバル人材に求められる能力として英語、異文化コミュニケーション能力、モノづくり技術・経営力等を上げ、加えて「世界の歴史・文化・宗教の知識」が必須と提言。「世界ではキリスト教、イスラム教といった一神教の信者が人口の半数以上を占め、無宗教は13%。対する日本は無宗教が57%と大勢で、一神教に対する理解に乏しい。日本の場合は無宗教でも信仰心はある場合が多いが、海外で無宗教と言うと『神はいない』と同義になり、かなりの異端者とみられることに注意が必要」と説明した。
 また、「多くの日本人が信仰する仏教の場合は神(人間に命令する絶対者)がおらず、神道の場合は明確な教義が無い。日本人の多くは、論理的でなく感性的で、契約概念に弱い、議論を好まない点などが他国とは違う」などと話したほか、イスラム教の基礎知識などを説明。宗教に対する理解を促した。