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クリナップ、六本木で未来型キッチンを公開

kuri クリナップ(東京都荒川区、井上強一社長)は11月6日までの6日間、東京・六本木で未来型のコンセプトキッチン「DAIDOCORO2016」を公開した。今年4月にイタリアで開かれた世界最大級の家具見本市「ミラノサローネ」同時開催のミラノ・デザインウィークに出展したもので、新しい食住空間を表現した。
 DAIDOCOROはつくる・食べる・くつろぐ・ふるまうの4つの生活シーンを1つのキッチンでカバーする。ダイニング用テーブルやキッチン用ワークトップの高さに変化をもたせた積層構造で、鍋を置く位置(中央に近いほど高火力)で火力調整できるIHクッキングヒーターや京友禅着物の技法をモチーフにした重ね塗りテーブルなどのアイデアを随所に盛り込んだ。同社の松尾昭則開発本部長は「厳しい目をもつミラノサローネで高い評価を得た。伝統的なデザインを採り入れながら、『家族に背を向けていませんか?』と問題提起して『くつろぐ』を加えて進化させた」と言う。製品化については「特に評価が高い要素は製品化していきたい」とする。
 今回の空間コーディネートを担当したインテリアスタイリストの黒田美津子氏は「普段の食事というよりは、大勢が集まり煮込み料理などを召し上がっていただくシーンを想定し、和の雰囲気に北欧の椅子などをミックスした。お洒落にテーブルコーディネーションができることも示した」と言う。