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OKK、主軸トルク1.5倍の横形MC

メーカー名商品名
OKK重切削横形MC「MCHシリーズ」

難削材への対応を強化

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 OKK(宮島義嗣社長)は、難削材加工に向け切削能力を高めた横形マシニングセンタ(MC)「MCH6300R」を開発し、11月から発売した。好評の重切削横形MC「MCHシリーズ」の新ラインアップ。テーブル角630ミリメートルの6300Rの発売により、テーブル角500・630・800・1000ミリメートルの4機種展開となった。JIMTOF2016で実機を披露する予定。販売予定価格(税抜)4900万円で、年間20台の販売を目指す。
 主軸駆動部に3段ギヤ駆動、主軸本体に大径ベアリング(内径φ120ミリメートル)を採用することで、最大主軸トルクを従来機のMCH600と比べて1・47倍の1251N・mと、クラス最大級にまで高めた。最大積載荷重1.5トンのB軸(テーブル)には高精度・高剛性減速機を採用することで、モーメント剛性がMCH600と比べて3・3倍に向上した。同社では「ずば抜けた重切削能力で、チタン・インコネルなどの難削材加工を高能率化できる。航空部品のほか一般の鉄系部品加工など幅広い中大物ワークの市場を狙う」とする。
 コラム・ベッドを強化し、X軸の案内面を220ミリメートルにワイド化したほかハイブリッド(エア静圧)摺動面を採用した。これらにより移動体重量の面圧バランスを最適化し、重切削でも位置決め精度を安定させられる。
 また、Z軸シャッタ前には切屑噛み込みトラブルを防ぐパンタグラフ構造を採用。テーブル左右にコイルコンベヤを標準装備することで切屑を堆積させず速やかに機外に排出できる。最大主軸回転速度は毎分6000回転、軸移動量(X・Y・Z)は1050・900・1000ミリメートル。