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日本金型工業会西部支部が勉強会

「IoTと金型センサー」テーマに

 (一社)日本金型工業会西部支部は10月24日、大阪市内で「IoTと金型センサー」をテーマに勉強会を開催した。
 双葉電子工業は、自社開発した射出成形用金型内計測システム「モールドマーシャリングシステム」を提案し、金型内の樹脂の挙動を把握する指標として▽圧力▽樹脂温度▽金型表面温度▽流速︱を挙げた。登壇した成形技術課の野原康弘氏は、良品成形時に圧力センサで得た波形データを再現することで「金型の移管がしやすくなる」「成形条件出しの時間が短くなる」と説明した。
 さらにインライン用圧力計測ユニットを組み合わせれば「成形機メーカー、成形機の新旧に関係なく監視できる」という。圧力から金型のメンテナンス時期を把握し、破損によるダウンタイムを防げる利点にも触れた。
 ヤマナカゴーキンは、高精度な荷重測定が可能なボルト型センサー「ピエゾボルト」によるプロセスモニタリングシステムの適用事例を紹介した。センサーでダイスの状態監視を行うことで、鍛造工程時に発生した微小な変形や割れを検知。金型の解体と目視によるチェックを不要にし、「生産しながら金型の状態を把握できる」(新商品開発室長の金秀英氏)とした。