News

リンナイ、ヒートショック予備軍が5割

浴室・脱衣室を20℃以上に

 厚生労働省の調査によると、入浴中の死亡者は約1万9000人にも上る。死因の主な要因とみられるヒートショックについて、リンナイ(内藤弘康社長)は全国の20~70代の男女960人を対象に調査を行った。
 調査では入浴習慣を探るとともに、東京都市大学人間科学部教授・医学博士の早坂信哉医師が考案したヒートショック危険度簡易チェックリストによる調査を実施。このチェックリストで5個以上の危険項目に該当した「ヒートショック予備軍」が約5割に達した。
 ヒートショック事故に大きくつながる浴室の温度について、ヒートショック予備軍に尋ねたところ、「寒い」「やや寒い」と回答した人が最も多かったのは関東地方で合計85%に達した。
 浴室・脱衣室を温めたり冬も意識して湯をぬるくするなどのヒートショック対策を行っていたのは全体の約3割。早坂教授が「動脈硬化が進みやすく、ヒートショック対策が最も必要だ」とする「メタボ、肥満、糖尿病、⾼⾎圧、⾼脂⾎症、⼼臓・肺や気管が悪いなどと⾔われたことがある人」に絞ると約2割しか対策ができていないことが分かった。
 対策を進めるべく、リンナイでは早坂教授の考案した「快適安全入浴のための5箇条」((1)脱衣室・浴室は事前に20℃以上に温める、(2)お湯の温度は40℃以下に、(3)手足の先から順にかけ湯を、(4)飲酒後、食後すぐ、深夜のお風呂は避ける、(5)お風呂の前後にコップ1~2杯の水を飲む)を提案している。