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ブラザー工業、スピーディオ専用RTを発売

メーカー名商品名
ブラザー工業ロータリーテーブル(RT)「T―200」

高速・高精度・長寿命

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 ブラザー工業(小池利和社長)は15日、コンパクトマシニグセンタ(MC)「SPEEDIO(スピーディオ)」シリーズに搭載することで、加工物の複数面加工を一回のセッティングで可能としたロータリーテーブル(RT)「T―200」の本格販売を始めた。
 標準価格は、110万円。月100台の販売を目指す。
 同製品は、スピーディオ専用設計のため、機械本体のコントローラで直接動作させることが可能なほか、搭載した状態で納品するため、取り付けや調整作業の負担を軽減する。動力モータの回転運動をテーブルの回転運動に変換する機構部の摩擦抵抗を削減するとともに、バックラシュ(機構部に発生するガタ)をなくす構造を採用。機構部の摩擦抵抗とバッククラッシュの削減により、高速・高精度・長寿命を可能とした。
 摩擦低減により、ギア方式のRTではトップクラスのテーブル回転数毎分100回転を実現した。また、バックラシュがないため、小径の穴開け加工のように負荷の小さい加工では、メカニカルクランプ(テーブルを機械的に固定する機構)を使用せず、モータの保持力のみでテーブルを固定するため、位置決め時のメカニカルクランプに要する時間を削減するなど、「加工物の加工面の変更時間を短縮、生産性を向上する」(同社)としている。
 バックラシュをなくすことで、高精度の割出しを可能としたほか、RTを回転させながら行う切削加工で、回転方向の逆転時の加工面の乱れを最小限に抑える。また、治具の偏荷重(治具の重心位置)や組み付け精度の影響を受けにくい構造を採用し、治具のセットアップを容易とした。摩擦抵抗の少ない内部構造を採用しているため、長寿命化を実現。さらに、ゆりかご治具に最適なサポートテーブル(クランプ機構有/無)を用意している。