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オークマ、新複合加工機 高次元の工程集約

メーカー名商品名
オークマインテリジェント横型複合加工機「MULTUS U5000」

2台連結できる割出5軸MC

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 オークマ(花木義麿社長)はインテリジェント横型複合加工機「MULTUS U5000」と新コンセプト5軸制御立形マシニングセンタ(MC)「MU-S600V」をJIMTOF2016会場で披露した。
 「MULTUS U5000」はインテリジェント横型複合加工機「MULTUS U」シリーズ最大の加工径(最大φ650mm)、そして主軸トルク1413N・m(15分)というクラス最強の旋削能力を誇り、航空機・エネルギー・インフラ産業向け中・大物部品の強力加工に対応する。高推力タイプ(MT No.5)NC心押し台も標準装備した。
 従来の複合加工機の枠を超えた高い次元の工程集約機能も特長。ターニングカットで外周のボスや斜め穴の旋削を同一工程で加工でき、段取り替えが不要になるほか、スカイビング、ホブ加工によるギヤ加工で専用機工程を削減できる。ギヤ加工パッケージのソフトウェアも備え、プログラム作成時間の短縮も可能だ。また、幾何誤差補正により加工面段差25μmを10μmまで向上できる「ファイブチューニング」などの知能化技術も搭載した。加工情報を蓄積してトレーサビリティを確保できる「機械情報ロギング機能」、「工場稼働モニタ」など現場カイゼンに役立つIoT技術も搭載している。
 また、5軸制御立形MC「MU−S600V」は単体での使いやすさ・生産性と2台以上の連結での生産革新を同時に実現し、多品種少量から量産部品加工までを1種類の機械で自在にこなせる新コンセプトのスマートマシンだ。
 機械幅1400mmの極小スペースでφ600mmワークの加工が可能。従来機比3.5倍となるクラス最高の面積生産性を実現した。割出5軸加工で最小の段取替えと工程結合を実現し、2台連結時はテーブルがロボット機能を発揮することで機台間の搬送レスを可能に。生産リードタイムの大幅向上と加工精度向上を両立できる。主軸最大回転速度は毎分1万2000回転、テーブル寸法□400mm、最大ワーク寸法φ600×H350mm、最大積載質量200kg。

(写真=5軸制御立形MC「MU-S600V」)