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日本アイ・ティ・エフ、工具と金型用薄膜解説

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 日本アイ・ティ・エフ(京都市南区)は11月11日、大阪市内の梅田スカイビルでコーティングセミナーを開催した。
 切削工具や金型に被膜する炭素系薄膜(DLC)コーティングの特徴を説明しながら、自動車部品の焼き付き・摩耗を防ぐ技術として注目されている現状を語った。ガラスレンズ成形金型向けとして、同社が開発した「ジニアスコートHAS」を紹介。表面の凹凸数が極めて少ないレンズに転写しない超平滑膜をラインアップし、面粗度0.008マイクロmにできる点を強調した。
 常務取締役の辻岡正憲氏は、「環境規制強化、省エネ推進の観点から、DLCのニーズが高まっている。複合化による要求機能の分離、ナノオーダーでのプロセス、構造制御による機能向上が必須となっている」と話した。同社は自動外観検査システムを来年から順次製品に使用し、「自動車部品、一般機械日本式ものづくりで、人材育成などの量産部品の低価格化に対応するだけでなく、複数拠点での検査のバラつきも防げる」とした。