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シギヤ精機製作所、主力研削盤4機種参考出品

ベッド剛性5割増、熱対策強化も

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 シギヤ精機製作所(鴫谷憲和社長)はJIMTOF2016会場で主力研削盤4機種をフルモデルチェンジして参考出品した。
 目指したのは「寸法精度の安定」だ。営業技術課の説明によると「通常の円筒形ワークの研削の場合は定寸装置で測定しながら加工するので寸法精度を担保できるが、ヘキサゴン形状など複雑なワークは定寸装置が使えない。となれば、定寸装置無しでも目標精度に達するよう、研削精度を向上・安定させる必要がある」という。
 具体的には、鋳物量を増やしリブ構造を施すことで剛性が従来比50%向上した高剛性のベッドを新開発。熱変位対策としては、クーラントが直接ベッドにかからないようインスレーションカバーを採用したほか、クーラント流路の最適化も行った。
 CNC偏心ピン/ポリゴン研削盤「GPES-30C.25」ではといし台送りユニット冷却機構等を新開発。CNC円筒研削盤「GPL-30C.100」では非真円動圧軸受ユニットを新開発し、要求精度の高度化に応える。工程集約を可能にするCNC万能研削盤「GSU-40C.75」は量産ラインでの高負荷研削に対応しつつ、9種類のといし取付パターン、ビルトインといし軸ユニット(オプション)などの新機能で様々な加工シーンに対応する。
 営業技術課では「主力ユーザーである自動車業界では、来年度から2020年度まで設備投資計画を拡大中。今回展や現場でユーザーの意向を伺いつつ、現実的な導入価格になるようコストバランスに配慮し、早期に新製品として発売を開始したい」とした。