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澁谷工業と相澤鉄が合同ショー

澁谷のショールーム(東京)で、こけら落し

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 澁谷工業(メカトロ事業部サイラス営業部)は、東京都新宿区にある東京営業所内に10月末、常設展示を行う東京ショールームを完成させた。11月18日と19日にはその披露も兼ねシャーリングとプレスブレーキの専業大手、相澤鉄工所と合同プライベートショーを開催した。目標の150名に対し約180名が来場し盛況だった。レーザーを使った精密・微細分野向け加工機に独自の強みを持つ澁谷工業では「ファイバーレーザーのビーム径を30ミクロン台からと極小化し、コンパクトな機械で精密加工を提案している。事業は順調だが、今後、年に数回の頻度でプライベートショーを開催し、市場認知度をもっと高めたい」(道本弘和氏サイラス本部長)としていた。
 合同プライベートショーでは、ステンレスの薄板を、600ワットの3次元ファイバーレーザー加工機で切断後、表面にデザインを描いて相澤鉄工所のプレスブレーキで曲げて仕上げる「ふでばこ」の加工実演を繰り返した。ふでばこには両社にゆかりの深い金沢駅と中尊寺の精密画をレーザーで描いた。またレーザーの3次元ヘッドの動作をオフラインで生成するソフト(CADに付加した機能)を日本ユニシス・エクセリューションズが紹介した。
 澁谷工業によると、ワイヤー放電加工やエッチング分野の工程改革として、微細レーザー加工機に切り替えて成功した例が増えているという。いわゆる「はまるケース」では、生産性を100倍以上に高めた例も少なくないそう。この日の主役となった3次元ファイバーレーザー加工機は常設展示し、ユーザーがいつでも機能を確かめられるようにする。同社は、3ミリ程度までの薄板加工の改革に意欲を見せていた。