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(一社)日本マテリアルフロー研究センター、本格始動

会員52社が「研究」「教育」「広報・啓蒙」事業

 製配販を貫くサプライチェーンの全体最適化―をキャッチフレーズに、物流・ロジスティクス分野の幅広い関係者が集って「研究」「教育」「広報・啓蒙」を行う新組織(一社)日本マテリアルフロー研究センター(JMFI、大庭靖雄会長)が11月18日、都内のホテルで設立総会を開催した。
 ロジスティクス分野の専門出版社である流通研究社(東京都豊島区)が各方面に設立を呼びかけ、昨年12月に設立登記していた。今回の設立総会で正式に活動を開始することになった。流通研究社の事業のうち、公益性の強い「ロジスティクス検定合格講座」や「アジア・シームレス物流フォーラム」などをJMFIへ事業移管する。JMFIは非営利組織として継承する事業を強化し、関連省庁らとの連携も深め拡充・発展させる考え。
 設立総会後の記者会見で大庭靖雄会長は「大変ユニークな組織が生まれたと感じている。商社、メーカー、卸、小売、IT、物流機器…。幅広いロジスティクス関係者でロジスティクス全体の課題を解決したい。とりわけ研究、教育、広報・啓蒙の3つに力を入れる。研究面では課題を持ち込んで解決していく、実現可能性を追う取り組みに努めたい。パワーで変えるのではなく、改善の智恵をもって改革を進めたい」などと話した。
 既存の団体、機関との関係をどう結ぶか、との弊紙の問いには「具体的にはつめてないが、海外の団体も含め交流ははかっていく。団体単位で入会いただくことも考えたい」とした。会員は設立総会時で52社。近々200社程度に拡大したいとの意見も理事の間から聞かれた。