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オークマ、中大物向け立形CNC旋盤

メーカー名商品名
オークマ高精度立形CNC旋盤「V920EX」

面積生産性など3つの革新

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 オークマ(花木義麿社長)は高精度立形CNC旋盤「V920EX」(税抜2920万円)と、1台の制御装置で1.2工程を連続加工できる2主軸タイプの「2SP−V920EX」(税抜5400万円)を開発。JIMTOF2016会期初日の11月17日に発売した。初年度販売目標は2機種合計で60台。
 V920EXは(1)面積生産性、(2)ミーリング能力、(3)加工寸法精度の安定―のそれぞれで50%の性能向上を目指した。従来機と同等の据付面積ながら最大加工径はφ920mmと従来比50%向上し、クラス最大級のワイドな加工領域を持つ。異形ワークのチャッキングにも十分なスペース(振りφ1000mm)を確保し、幅広い加工ニーズに対応。航空機をはじめとした中大物部品の生産性向上を狙う。
 ミーリング能力は5.6kWと同比60%増、ミーリング工具取付可能本数12本で同比2倍になった。サーモフレンドリーコンセプトの採用により室温変化8℃で寸法変化φ15μm以下と、精度面でも従来比50%向上を実現している。コラム固定やサドル移動の機械構造で可動部から刃先までの距離を最短化したほか、すべり案内面と併せて長期に亘るフルパワー切削を実現する。旋削タレットにはATCを搭載でき、従来2台での分割工程を1台に集約可能。ワークと隣接工具の干渉を防ぐ。
 軸移動量はX485・Z860mm、最大積載質量は1200kg。旋削主軸の最大回転速度は毎分1250回転。