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プライオリティ、幅広・薄板ワーク対応の磁気研磨機

メーカー名商品名
プライオリティバリ取り・エッジ仕上げ分野新商品2機種

弾性砥石使った揺動研磨機も

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 プライオリティ(東京都大田区南六郷3-1-1、TEL.03-5744-7891)は、得意とする「バリ取り・エッジ仕上げ分野」の新商品を2機種開発、テスト加工を行いながら販売を進める。
 同社はメディアと呼ぶ「小さな針状」をした大量の磁性材料を、洗浄液を入れた容器のなかでワークとともに流動させ、微小バリをこそげ落とし、エッジをシャープに仕上げる「磁気研磨機」で長年の実績を持つ。
 このほど開発した新商品のうち一つは、幅広・薄板材にも対応できるようにした磁気研磨機「PRiTiC-Z」。
 従来機種は洗浄槽内部の動きを回転運動主体にしていたため、幅広い面を持つワークだと、中心部でメディアの接触が少なく、研磨効果が薄れるきらいがあった。
 これに対し新製品は、槽のなかの洗浄液の流動を変え、広い面を持つワークにもメディアが常時均一に接触できるよう改良した。標準品で450×450mmまでの薄板材(0.2mm以上)を研磨できるが「1m角サイズにも対応できそう。テスト加工を繰り返しながらニーズにあったサイズを提供したい」(中野修社長)としている。

■弾性砥石でエッジ仕上げ
 もう一機種は、「世界にも類を見ないだろう」(中野社長)という卓上タイプの揺動研磨機「ピック」。コンパクトな装置の上に弾性砥石をセットして、これを揺動させるもので、ワークを当てるとごく短時間でエッジがシャープに仕上がるという。砥石は横方向にのみ揺れ、縦方向には揺れず、振動も起きない。揺動の振幅は調整でき、振動数はインバータで制御。砥石の選定・変更も自在に行える。ベストの条件で「超精密仕上げ」も簡単に得られるそうだ。
 これら2機種の新製品について同社では「ワークの素材、バリの種類とも様々があり、テスト加工を通じて最適な仕様を提供したい」(中野社長)としている。テスト加工を積極受付中。

(写真=幅広材に対応する磁気研磨機「PRiTiC-Z」)