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ビック・ツール、独自の刃先で切削抵抗を低減

メーカー名商品名
ビック・ツール機械加工用「月光ドリル」

バリ少ない真円、機械加工でも

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 ビック・ツール(新井高一社長)は機械加工用「月光ドリル」を開発し、JIMTOF2016会場で披露した。
 独自の刃先形状(特許取得済み)により、SUS面を潰しながら進む従来型Xシニング形状のドリルに比べて、切削抵抗を大幅に低減できるのが特徴。SUS材加工時の抜け穴バリを格段に減らせるのみならず、加工速度の高速化、大幅な耐久性向上を実現した。また、ショートタイプのドリルで通常は2Dまでの深さの加工を、3Dまで可能にする。
 同社の加工試験によると、高速マシニングセンタを用いた厚さ20mmSUS304材の連続穴あけ加工(水溶性クーラント使用)では、月光ドリル(外径6.8mm)1本で1091穴もノンステップで貫通できたのに対し、他社製ドリルでは172穴に留まった。
 加工面粗度についても自信をみせる。同社では「世界最高峰の切れ味。切削抵抗が少ないため刃先が安定し、切削開始時から真円で抜ける。穴の中心を決めるセンターポンチの工程を省くこともでき、リードタイムを大幅に短縮できる」という。ドリルサイズ(スタブ型)はドリル径2.0~10.0mmまで揃えた。