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ダイヘン、ワイヤレスペンダントを製品化

メーカー名商品名
ダイヘンワイヤレスティーチペンダント

ロボット最大10台同時使用

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 ダイヘン(メカトロ事業部=神戸市東灘区)は、産業ロボット「Almega Friendly Series」のオプションとして、ワイヤレスティーチペンダントを開発した。 7月1日に発売した「WiTP」の特長は、ケーブルの取り回しを気にせずに無線で操作できること。自動車部品の組立工程や大型構造物のように、溶接対象物の端から端まで移動する現場を想定して開発した。受信アンテナから20m離れていても入力可能で、国際規格の安全要求事項にも準拠している。 企画部の担当者によると、「(有線では)ケーブルが教示作業時に引っかかる、引っ張る、最悪の場合にはリフトに踏まれたりワークを落としたりして断線するなど、オペレーターに大きな負担がかかっていた」という。 リチウムイオンバッテリを搭載しながら、有線のティーチペンダントとほぼ同じ小型設計で持ち運びの負担を低減した。ジョグダイヤルやタッチパネルも採用。ランプの点滅で、非常停止ボタンや、ロボットの動力供給に必要なイネーブルスイッチが使えるか一目で確認できる設計とした。 ペンダント1台で同時使用できるロボットは10台まで。事前に登録した番号(保存件数99台)を選択するだけで切り替えられるため、「ロボットごとに持ち替えたり、ペンダントを取りに行く煩わしさから解放される」(企画部)とした。 本体にロボットのオンラインマニュアルを内蔵。故障時や部品交換時に必要な情報を手元で確認することで、修理・保守作業の効率改善を可能にした。
 メーカー希望価格は、ペンダント本体、受信ユニット、アンテナなどとセットで46万9千円に設定した。日本と中国で先行販売し、今後は世界展開に向けて各国で電波認可を取得する計画だ。