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入曽精密、刃先がセンサーになる検知ユニット

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入曽精密検知ユニット

手持ちの機械が2μm精度に

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 手持ちの工作機械にセットすれば2ミクロンの加工精度が出せる−。そんな手軽な検知ユニットを入曽精密(埼玉県入間市)が開発し、6月27日まで東京ビッグサイトで開かれた機械要素技術展で披露した。
 電気が流れるこのユニットを刃物ホルダに接地すれば、回転しながら下降する刃物がワークに接したところで通電する。これを感知したときの刃物の先端を原点と認識し、ワークの上端位置を正確に捉えられる。これは左右方向も同様に行える。「このユニットを使えば刃先がセンサーになる。これまでたし算、引き算、予測でワーク位置を捉えていたが、ワークは必ずしも平らでなく刃物もいびつ。いい機械をつかっても通常6、7ミクロンの誤差が出ていた」と同社の斎藤清和社長は開発の経緯を話す。
 微調整を数値化できるので、「金型仕上げであと3ミクロン追い込みたいといった加工を数値できっちり行える」。10月30日から東京で開かれるJIMTOFを機に百万円を超える価格での販売を予定する。