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淀川電機製作所、集じん作業台にスリムタイプ

メーカー名商品名
淀川電機製作所集じん装置付き作業台「YESシリーズ」

環境改善と効率向上を両立

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 淀川電機製作所(大阪府豊中市、二井愼一郎社長)は、集じん装置付き作業台「YESシリーズ」に、間口約440mmのスリムタイプを追加した。労働環境改善と作業効率向上を両立させる製品として国内外で需要が高まっていることから、このほどシリーズのラインアップを拡充した。
 グラインダ、エアブロー、バリ取り・面取りなど、乾いた粉じんが飛散する作業に使用する。広いろ過面積で目詰まりを軽減する高性能フィルターは、水洗いやブラッシングによる再利用が可能。5マイクロメートル以上の粉じんを99.99%捕集する。
 スリムタイプは、A4サイズ相当の小型部品・金型を想定して開発した。テーブルの高さは760mm。コンパクトで定評のある卓上設置仕様とほぼ同じ間口に設計したことで「機械と機械の間など、デッドスペースになっていた空間を有効に活用できる」(営業担当者)ようにした。
 同シリーズの特徴は集じん装置と一体型にすることで圧力損失を少なくし、面倒な配管を不要にしたこと。既存の生産ラインを変えることなく設置できる点が受け、発売から18年経った現在も「右肩上がりで受注が増え続けている」という。
 「従来の集じんシステムは、配管やフードを接続してまとめて吸引する方法。分岐させて吸い込むため、設置場所によって圧力損失が大きくなったり、数カ所動かすだけでも大出力で稼動させなければならなかったりしていた」
 金属加工業以外に、パソコンや家電製品の分解・修理作業、人体への粉体吸引を防ぐ必要がある化粧品業界など、新規分野の受注も好調とのこと。担当者は、「あらゆる間口サイズとオプションを取り揃えることで、現場に最適な改善提案ができる。ニッチな製品ではあるが、今後もデモ実演を軸に認知度を高めていきたい」としている。