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安川電機、安川版I4・0を実証

次世代生産工場、埼玉県入間市に

 安川電機(小笠原浩社長)は先ごろ、IoTやAI(人工知能)を活用した次世代生産工場を埼玉県入間事業所内に新設すると発表した。
 「ソリューションファクトリー」(仮称)と位置づけ、安川版インダストリー4.0のコンセプトの実証を進めるとしている。稼動は来年4月の予定。延床面積で6400平方m(3200平方m×2階建)の規模になる。
 新工場での具体的な取り組みとして同社は「生産」と「製品」の2つの側面から先進的ものづくりの実証を進めるとする。「生産」においては自社の多様なFA機器(サーボ、インバータ、ロボット)をインターネットに接続して制御するIoT技術やAIを活用。部品調達の自動化や生産ラインチョコ停発生時の自動復旧などを実現させる。「生産性と品質を限りなく追求する。様々なニーズにスピーディに対応したBTO(Build to Order)生産も確立する」などとしている。
 他方、「製品」の側面では、製造装置の進化に対応した新製品開発にとどまらず、自社最新の生産モデルラインの構成要素を部分的に切り出し、自動化技術として顧客に提案する考え。製品と生産モデルの双方の提供によって、受注拡大をはかる。
 入間事業所は1964年の開設来、サーボモータ、サーボアンプ、コントローラの開発や生産を行っており、同社モーションコントロール事業のグローバル展開におけるマザー工場として機能してきた。新設する次世代工場ではサーボモータ、サーボアンプの主力機種の増産も行う。