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三井精機、テクニカルフェア華々しく

本社会場(埼玉)に1308人

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 三井精機工業(奥田哲司社長)は、2月7日と8日、本社川島工場(埼玉県比企郡)で15回目となる恒例のプライベートショー「MTF2017」を開催し、主力事業である工作機械とコンプレッサそれぞれで新製品を披露した。午前10時30分の開始前からユーザーをはじめ、東日本広域から各取扱商社の幹部ら多数が駆けつけ、結果、過去最高に比肩する目標クリアーの1308人の来場をカウント、大いに賑わった。
 工作機械は、経年変化を極小化し、高精度を長期にわたって維持する「当社ならではの機械をバラエティに展示した」(同社)。なかでも展示のメインとなったのは「待ちに待った三井らしいマシン」(奥田社長)という、同社高実績のジグボーラーの性能を取り込んだ新横形マシニングセンタ「PJ812」(BT40)。昨秋のJIMTOFで初披露後、性能評価を徹底的に繰り返し、今回のプライベートショー初日を発売日とした。0.1ミクロンピッチの送りに精緻に追従する。「反響は多く、顧客希望に沿って早くもシリーズ化を検討している」(営業技術)という。
 またロングセラーの立形5軸マシニングセンタで、間断なく性能強化を図ってきた「Vertex(バーテックス)」では、昨秋発表の新型標準機「Vertex55XⅢ」(BT40タイプ)を展示。土台の鋳物を見直し機械剛性を一段と高めるとともに、熱変位対策として3つのセンサー(従来1個)で変位をリアルタイムに計測して補正するなど、さらなる進化を見せつけた。しかも従来機から価格据え置きで販売している。ほか、「再び売れ出している」という横形マシニングを、HPX(630角)などを中心に多数見せた。

高性能・高効率コンプレッサ
 コンプレッサは、メイン会場のほぼ正面に据えたインバータコンプレッサの新製品「ZgaiardX」(55、75kW)がショーの主役に。
 内部のゲート構造を見直すなどして業界最小のコンパクト化をはかりつつ、吐出し空気量を最大6%アップ、次世代7.0インチのワイドモニターなどで操作性にも優れる。省エネ性能も高い。オイルフリータイプの「i-14000Xシリーズ」とともに、売上げ拡大の中軸を担う。
 36社の協賛メーカーからも様々な展示があった。奥田社長は開会式で、2018年の創立90周年に向けた中期経営計画の概要を伝え、「売れる製品作り、リードタイムの短縮、新ビジネスモデルの構築。これら3つをキーワードに事業を推進してきたが、その成果が新商品に現われている。引き続き3つをベースにお客様満足度No1のメーカーを目指す」と話していた。
 MTF2017は、2月14・15日に名古屋で、3月7・8日には大阪でも開催する。