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三菱電機、放電加工でもリモートサービス開始

自社展で新制御装置とともに紹介

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 三菱電機はレーザー加工機向けに昨年4月に始めたリモートサービスをこの1月から放電加工機向けでも開始したことや、加工精度を高めたワイヤ放電加工機などを1月26・27日に東日本メカトロソリューションセンター(さいたま市)で開いたプライベートショー「メカトロニクスフェア」で紹介した。過去最多となる600人超が来場。放電・レーザー加工機あわせた受注額は目標どおりの5億円を記録した。
 展示したワイヤ放電加工機「MVRシリーズ」は新型制御装置「D−CUBES」の搭載とIoT技術の活用で加工精度と生産性を向上する。このシリーズの購入で2年間付くリモート診断機能はユーザーの要望に応じ三菱電機側から加工状況が把握でき、面粗さやバリを改善するといったことができる。同社は「あたかも我々がお客さまの工場にいるかのように助言でき、加工条件などの改善に要する時間が従来の半分くらいに抑えられる」(佐々木史朗・加工技術グループマネージャー)と言う。
 電極自動交換システムも参考出品した。業界最高ピッチ精度±3ミクロン保証の形彫放電加工機EA8PSと連携するもので、電極にICタグを付けてスケジュール管理が可能。出力2~6キロワットの12機種を揃えるファイバーレーザー加工機は、ズームヘッドにより厚板から薄板までレンズ交換なしに加工できる。今回は6キロワット機を実演したが、JIMTOFで参考出品した8キロワットは来年度上期中の発売を計画している。