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山善提供のプロリーグでデフバスケのエキシビション

普及・発展に目的に

 山善(中田繞社長)は、プロバスケットボールチーム「三遠ネオフェニックス」の公式スポンサーをつとめているが、2月4、5日の両日、愛知県の豊橋市総合体育館で、YAMAZENプレゼンツによるホームゲームを開催。冠試合の企画として、聴覚障がい者(DEAF=デフ)によるバスケットボールのエキシビジョンゲームや日本デフバスケットボール協会のブースの設置をはじめ、家庭機器事業部のキャンパーズコレクションを紹介する山善ブースを設置、アピールした。
 エキシビジョンは4日、B1リーグ戦「三遠ネオフェニックス(中地区)対「仙台89ERS(東地区)」の試合前に、デフバスケットボールチームの「エンペラーズ(福岡県)」と「インスパイア(愛知県)」の熱戦が繰り広げられた。
 デフバスケットボールは、特定非営利活動法人日本デフバスケットボール協会(JDBA)が主に運営・活動を展開。試合中は補聴器の装用が禁止されているため、チームメイトの声や審判の笛の音が聞こえない状態。デフプレイヤーに審判のジャッジを伝えるため、旗を振って合図するフラッグマンを配置する場合もあるほか、手話・ジェスチャーなどにより、チームメイトとのコミュニケーションを図る。
 山善は同社社員が昨年11月に福岡県春日市で開催された「第3回アジア太平洋デフバスケットボールクラブ選手権大会」に開催地チームの一員として出場したことを契機に、同大会に協賛した実績がある。今回、YAMAZENプレゼンツによるBリーグのホームゲーム開催に当たり、デフバスケットボールの知名度向上、普及・発展を目的にエキシビジョンゲームを企画したもの。
 JDBAの篠原雅哉理事長は、「デフバスケットは、聴覚障がい者と健常者が一緒にプレイできるため、日本でも今後、デフプレーヤーがプロリーグで活躍する可能性もある。今回のエキシビジョンの機会に感謝すると共に、日常のろう学校訪問をはじめ、3月に埼玉で開催される全国大会(ミミリーグ)や、デフリンピック(デフのオリンピック)招致等の活動を積極的に展開し、バスケットボールはもちろん、デフスポーツ全体の認知度を高めていきたい」と述べていた。
 なお、2月4日、5日のBリーグ公式戦では、三遠ネオフェニックスが連勝した。