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大阪商工会議所、大阪・関西IoT活用

推進フォーラムを開催

 大阪商工会議所は1月23日、「大阪・関西IoT活用推進フォーラム」の第3回例会を大阪商工会議所国際会議ホールで開催した。
 講演では大阪大学サイバーメディアセンター長の下條真司教授が「都市におけるIoTの活用」について講演。米企業の家庭・オフィス向けラーニングサーモスタット「nest」を例に挙げつつ、「nestは利用者が快適だと感じる空調データを蓄積し、AIが学習して自動制御できるもので、『知らず知らずに快適』という体験を売るサービス。利用者が増えればデマンドレスポンスなどのサービスも提供しやすい上、発電量を減らすことができるソリューションとして電力業界にも売り込みやすく、数百兆円のビジネス規模が見込める。こうした構築―計測―学習のフィードバックループを回してビジネスを創出することが、IoTサービスの本質だ」と話した。
 続いて、ハウステンボス事業開発室の大江氏が未来型サービス業の実験施設「変なホテル」の実例も紹介。16年12月時点で22種類194台ものロボットが稼働し、全144室のホテルを8人のスタッフで営業する超省人化に成功したことや、宿泊客に快適性やロボットとの交流によるエンターテイメントを提供していることを話した。
 大阪商工会議所では来年度もIoT活用推進事業を継続拡大する意向。来年度はIoTを活用した製品・サービスのスマート化や業務の効率化に向け、大阪市や大阪府等と連携して、導入や実証、創業に関わる事業の支援を推進する。