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川崎重工、名古屋にボ社向け新工場

「777X」の胴体を製造

 川崎重工はこのほど、愛知県弥富市内の名古屋第一工場の敷地内に最新鋭の大型旅客機「ボーイング777X」用あ胴体を製造する新工場を建設した。
 新工場は、建物延床面積約1万3000平方メートル(全長202×幅53×高さ18㍍)の規模で、同社が製造を担当する前部胴体、中部胴体、主脚格納部、後部圧力隔壁、および貨物扉のうち、前部胴体および中部胴体のパネル組立を行う。製造開始は今年6月の予定。
 生産設備の設置作業が本格化するが、自動で穿孔位置を認識して作業を行う自社製ロボットや、打鋲の対象範囲が拡大したオートリベッター(自動打鋲機)など、全社を挙げて開発した最先端の画像センシング技術や制御技術を駆使した新規開発設備を導入して自動化を推進する方針だ。特に、ジャスト・イン・タイムシステムをベースに量産・個別生産を問わずあらゆる生産ラインに展開が可能な独自の生産管理システムの「KPS(カワサキ・プロダクション・システム)」を融合させることで、高品質かつ効率的な生産が可能という。さらに、将来のスマートファクトリー化に向けて、ICT/IoTなどのインフラ整備を行う方針だ。