識者の目

5G時代の産業セキュリティ、サイバー攻撃に強い工場とメーカーとは

ゾーン単位で攻撃を遮断

 連載も今回で最終回。サイバー攻撃に強い工場、サイバー攻撃に強いメーカーになるために何をすればよいのか。論点を整理したいと思う。 まず工場では、何から始めればよいのか。基本は脅威モデル(サイバー攻撃を行う手口や被害内容のモデリング)の設計にしっかり取り組み、マルウェアの種類によってインシデント検知手...

アジア人材との良き協働のために

なぜ外国人技能実習生か?

 日本では少子高齢化で国内労働人口減少、地方の製造業では求人しても若者が来てくれない。原因は労働人口減少だけではない。3K(きつい、危険、汚い)職場で、さらに3K(給料が安い、休暇が少ない、過疎地で生活を楽しめない)状況の製造業では、若者は来てくれない。対策として行われているのが、外国人技能実習生受...

片付けられない人必見? 限られた空間での収納・インテリアのいろは

 快適な生活を営む上で、避けては通れないのが住空間の整理整頓。これが不十分なままでは、スマートライフなど夢のまた夢だろう。建築士・インテリアコーディネーター・整理収納アドバイザーの資格を持ち、住まいのトータルコーディネートを手がける守田整理収納建築研究所の守田順子所長に、限られた空間でも快適に暮らす...

5G時代の産業セキュリティ、近未来の加工システムとサイバー攻撃の脅威

 日本の製造業関係者は、サイバー攻撃の脅威が日に日に高まる危機的な現状を十分に理解できているのだろうか。筆者は産業セキュリティの専門家として、大手から中堅・中小まで数々の製造業の現場をみてきたが、いまひとつ、サイバー攻撃の脅威が認識されていないように感じられる。 それは、「サイバーセキュリティは、パ...

難削材加工の現状と解決に向けたアプローチ 

 航空機やインプラント、エネルギー機器などの需要の増加に伴い、CFRPやチタン合金、ニッケル基超耐熱合金などの難削材の高度な切削加工技術が強く求められている。燃費、環境、安全は自動車と同じく航空機において最も重要な課題であり、難削材はこれらの課題解決のための軽量化、高性能化に不可欠な素材として機体や...

国内・海外のものづくりIoT/M2M動向

 海外のIoT/M2Mはどのような取り組みがあり、どこまで進んでいるのか。大いに気になるところである。何故ならば日本の製造業は海外市場、グローバル生産なくして成り立たないからである。筆者が取り組んできたIoT/M2Mの海外展開の経験からその実情を紹介する。■ドイツのIndustry4.0との出会い ...

文化的違いから考える米中貿易戦争

 米中貿易戦争は再び対立を深めている。8月1日、トランプ米大統領は3000億ドル相当の対中輸入品を対象に、9月から新たに10%の追加関税を課すと表明したのだ。 米中の通商交渉は6月の米中首脳会談で制裁関税の発動を見送るなど「一時休戦」で合意。7月30日から上海で米中閣僚級協議を再開させていた。協議は...

スマホすら無くなる「5G」普及の未来像

 1979年に登場したアナログ方式の1G、1993年にはデジタル方式の2G、2001年には国際ローミングが使用可能になった3G、2010年には従来より通信速度の速い4Gが導入されたことにより、世界的にスマートフォンが普及した。 このように、通信技術は約10年のサイクルで社会に大きな変化を与えている。...

中小企業のIoT導入への挑戦

 大手上場企業の場合は赤字に陥っても銀行支援等がありえるが、中小企業が生き残っていくには自分の力で切り開いていくしか道はない。特に中小の社長にとっては毎日が戦場であり片時として気を抜けない。筆者も30人ほどのIoT・M2Mシステム開発企業であるが、生命線は研究開発にあると思っている。 当社では戦略的...

中国企業従業員にみる就業観

 4月からスタートしたテレビドラマ「わたし、定時で帰ります。」(朱野帰子の同名小説が原作)が話題を呼んでいる。定時の退社、産休・育休、転職といった、日本企業ではなぜか後ろめたさを覚えてしまう問題を取り上げ、あるべき「働き方」を問い直す内容だ。 しかし、中国など多くの国では、このドラマが投げかける問題...