オヤジの喜怒哀愁

2018年12月10日号

コタツにみかん

 みかんの季節になった。「コタツにみかん」といえば冬の茶の間の原風景だし、子どもの頃、行楽列車で食べた冷凍みかんも懐かしい。大衆果実の代表と言っていいと思うが、今はバナナとリンゴに抜かれて第3位に甘んじているという。世界中から変わったフルーツが輸入されてきて消費者の好みは多様化しておりみかん生...

2018年11月25日号

アパート探し今昔

 娘たちの不動産探しが難航している。ひとりは東京で仕事しながら、もうひとりは地方で学校に通いながらの物件探しなのでなかなか思うように進まないのは仕方がない。
 先に家を出た上の娘はワンルームに住んでいるのだが来春、東京の学校に進学する下の娘と一緒に住んでお互いの家賃コストを下げよう...

2018年11月10日号

愚親にして愚息

 愚息が通う専門学校の先生から手紙が届いた。成績が芳しくなく、就職活動もうまくいっていない、一度話し合われることをお勧めしますと書いてある。
 二十歳も過ぎているし、オヤジに仕事の面倒まで見てやれる甲斐性はないので話し合ってどうなるものでもないのだが、一刻も早く扶養家族を減らさねば...

2018年10月25日号

女心と秋の空

 女心と秋の空―。オヤジがコラムにのっけからこう書くとセクハラと言われかねない生きづらいご時世ではあるが、そんな変わりやすい天気が続いている。
 女心とはそれほどまでに変わりやすいのか。恋心のことを言っているのだろうが、家人を見ている限り、今まで機嫌がよかったのにアッという間に土砂...

2018年10月10日号

五十年

 信長が好んで謡い、舞ったという幸若舞の「敦盛」に「人間五十年、下天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり。一度生を享け、滅せぬもののあるべきか」という有名な一節がある。世の無常、人間のはかなさを嘆息したこの台詞。元は熊谷直実という源氏の武将が吐いた言葉とされる。
 時は信長の時代からさ...

2018年9月25日号

ケとハレ

 スマホが鳴っているので出ようとしたらその瞬間に切れた。画面には親しくしている先輩の名前が表示されている。
 1学年上の先輩は早生まれなので小生とは同い年の時間のほうが長い。いまも57歳で同い年である。だが、小学校から高校までずっと一緒に野球をした仲なので体育会系の強固な上下関係は...

2018年9月10日号

夏風邪を引く

 珍しく夏風邪を引いてしまった。今夏は6月の梅雨明けをはじめ異例づくしで、暑く長い夏だった。西日本は豪雨の被害が大きくお見舞い申し上げたい。小生の住む地域では雨は比較的少なく2カ月もの間、ほぼかんかん照りだったのだが、盆明けに3日ほどそれまでの暑さが嘘のように涼しい日が出現した。
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2018年8月25日号

夏の雨

 夏場は局地的な雨が多い。家には結構雨が降ったのに、車を走らせるとすぐ近くなのに道が濡れていない場所がある。次の日職場で聞くと、うちは降った、いやうちのほうは降らなかったとまちまちだ。
 「夏の雨は馬の背を分ける」という言葉がある。雨が降って1頭の馬の背中の半分が濡れているのに、半...

2018年8月10日号

バイキング

 夏休み、お盆シーズンをホテルや旅館で過ごす人も多いだろう。そんなとき楽しみなことの一つがバイキングである。
 まずは蘊蓄を述べる。8世紀から11世紀にかけてヨーロッパ各地を荒し回った北欧スカンジナビア方面の海賊のことをバイキングという。北欧の民にはサラダや肉、魚料理、パン、飲み物...

2018年7月25日号

暑中涼あり

 今年は関東地方は統計をとり始めてから最も早いという6月に梅雨が明けた。梅雨が明けたと思ったら広島、愛媛を中心に西日本で大雨による大きな災害が起きた。そして今は猛暑、酷暑で日本列島がうだっている。体調を崩す人が多いのだろう。クルマを運転していると救急車と遭遇する機会が増えたように思う。