オヤジの喜怒哀愁

2015年5月25日号

コーゼの効能

 4月に中学に入学した息子がバスケット部に入部した。部活動が正式に決まるころなのである 。背は高くないし、足もそう速くないのでバスケ向きとも思えないのだが、本人がやりたいというのだからそれが一番である。中高とバスケをやっていた兄の影響もあるのだろう。
 筆者は中学のとき野球部だった。...

2015年5月10日号

代議士向きの名前

 統一地方選は終わったが、選挙広報やポスターを見ていて気づくのは名前をひらがな表記にしている人が多いことだ。全部漢字というのはむしろ少数派で、苗字か名前のどちらか、あるいは全部ひらがなという人のほうが多い。むずかしい漢字だと、読みにくかったり、せっかく投票してもらったのに書き間違えて無効票にな...

2015年4月25日号

筍梅雨

 雨の多い春になっている。新社会人として、あるいは新入生として新しい生活が始まってひと月足らず。なかなか調子に乗れずにいるフレッシュマンも多いのではなかろうか。野外での研修やオリエンテーションの日程が思うように消化できないところもあるだろう。こう雨が多くては外作業は仕事にならないだろう。つかの...

2015年4月10日号

100イニング

 2010年10月25日号「ジャムのフタをあけるとき」で始まったオヤジの社会学は、早いもので今回で連載100回を迎えた。そろそろベンチからピッチング・コーチが飛び出してきて降板させられるのではないかと思っていたら続投を命じられ、しかも、100回記念に特別版を書いてよろしいという。ありがたいこと...

2015年3月25日号

日本の貧しさ

 家を出て首都圏に暮らす娘たちが春休みで久しぶりに家に帰ってきた。離れて暮らしていると娘たちの顔をみるのは何にもましてうれしいものだ。妻は張り切って料理を振る舞っているし、地元にいる年少の兄弟姉妹たちも普段になく活気づいている。
 しかし、一家揃って夕げの食卓を囲んでいて改めて思うの...

2015年3月10日号

オカユリコ

 最近はメールに押され気味とはいえ、電話はやはり便利だ。混み入った要件をパソコンやスマホに打ち込むのは面倒なものである。電話なら受話器越しに話せばそれでいい。相手が電話に出ればだいたいその場で用事が済むので話は早い。メールや手紙のように返事を待たなくていい。
 だが、電話だとどうして...

2015年2月25日号

髪型の謎

 昔の写真を見ていて、何が時代を感じさせるかといって、髪型ほどそれを感じさせるものはない。髪型というものはその時代に貼り付いて一歩も動こうとしないかのようだ。それだけ流行り廃りが激しい。
 坊主頭がヒッピーになる。街中が松田聖子のようになったかと思えば、ワンレンがそれに代わる。例が古...

2015年2月10日号

逃げる2月

 「2月は逃げる」と下世話にいう。3、4、5月は年度替わりの時期で何かと忙しく、ここで万全の準備を整えておきたいところなのだが、2月は1年12カ月の中でも最短月であり、気は急いても足早に過ぎていくな、と毎年のように思う。万全の準備が整わないのは自分が怠惰なせいだが、つい短い2月のせいにしたくな...

2015年1月25日号

野菜炒めライス

 定食屋で野菜炒めライスを500円で食べた。ファミレスには絶対に真似できない味がある。B級グルメだろうがC級、D級だろうが、それでも定食屋の味が好きである。
 悲しいかなのれんをくぐって入るような定食屋の数はすでにレッドリスト、絶滅危惧種に登録されそうな勢いで減少の一途をたどってい...

2015年1月1日号

新年元旦号

 西暦2015年、平成27年の新しい年を迎えた。
 と、書き出してはみたものの、元旦号の記事を書くのがどうも苦手である。こんなことは誰でも知っていることで、改めて書くのも正月早々野暮というものだが、新年元旦号の記事は旧年中に書いている。暮れの慌ただしい中でリフレッシュした新年になっ...