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連載 扉の先〜自動化時代の挑戦者たち

扉の先71/ロボットで大物ワークを切削

近年、ロボットアームの先端に刃物を取り付けて切削加工する事例が見られるようになった。マリノプロジェクト(兵庫県神戸市)はおよそ10年前からロボット切削に挑んでいる。6×2㍍のテーブルに載せた大型ワークをKUKA製120㌔グラム可搬の多軸ロボ...

扉の先70/超多品種生産に対応する「AI活用」挑戦

新潟県長岡市において、さまざまなモノ作り現場を支える製造装置やその構造部品を手がける和(やまと)コーポレーション。11の製造工場には70台を超える大中小のマシニングセンタや複合加工機、旋盤、放電加工機、レーザー切断機、ベンディングマシン、ロ...

扉の先69/ロボットにも環境に合った作業着を

協働ロボットの表面を覆うスリムなシルエットのカバー。ピタリとした作りのため動きを阻害するのではと勘繰ってしまうが、ロボットはカバーなどないかのようにスムーズに動く。「弊社のカバーはフィット感と動きやすさが違います」と、カバーを提供するナベル...

扉の先68/倉庫運営をスマートに

AGV(無人搬送車)やAMR(自律走行型搬送ロボット)、デジタルコンベヤ、自動倉庫、ピッキングロボットなどが物流施設に導入されている。少ない人手で仕分け・搬送・梱包・出荷を効率化するためだが、「やり方を間違えると逆効果になるケースがある」と...

扉の先67/国内屈指のAIエンジニア集団

「弊社は独自の技術に強みを持っていますが、弊社が提供する価値はユーザーの『利益の最大化』であり、技術を押し売りすることではありません。既存技術のほうが投資対効果に優れていると判断すれば、積極的にそちらをお勧めします」

扉の先66/名古屋に開放感ある新工場

2階の事務所からも会議室からもガラス越しに階下の工場の様子がよく見える。210キロ可搬のファナックのロボットを使ったヘミングシステム(自動車ボンネットの外周の折り曲げ)や600㌔可搬の安川電機ロボットを利用したレジャーボートをつくる設備(1...

扉の先65/「自動化できない」なんて言わせない?

ロボットSIer各社の取り組みでロボットでできることがどんどん広がっている。遠隔操作で人の手による微妙な操作を伝えたり、配膳ロボットを協働ロボットと組み合わせたり、異なるメーカーのロボットを同期して連携させたりすることだ。

扉の先64/惣菜盛付けロボット 続々導入

惣菜盛付けの自動化が進みそうだ。食品業界のなかでもとりわけロボット導入が難しく労働生産性が低いとされてきたのがこの分野。惣菜は形が一定でなく、力を加えると変形し、種類も多いからだ。だが、経済産業省がベンダー企業とユーザー企業を結びつけ、ロボ...

扉の先63/ロボットを自動倉庫やAGVに組合せ

マテハンや製造に用いられるロボットの柔軟性が増し、適切に管理できるようにもなってきた。ロボットSIerは現場のニーズに応えるパッケージ品を用意し、市場が広がる物流業界に訴えている。

扉の先62/ユーザー教育が協働ロボ普及のカギ

昨年11月に発表されたグローバル・インフォメーションによる市場調査レポート「協働ロボットの世界市場」によると、その市場規模は、2021年の12億米ドルから年平均成長率43.4%で成長し、2027年には105億米ドルに達すると予測されている。