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連載 けんかっ早いけど人が好き

けんかっ早いけど人が好き Vol.50

コロナも5類へと移行し、本当に久しぶりに友人とランチに行った。向かったのは、スリランカカレーの店である。人気店ゆえに予約の電話をすると一時間半制とのこと。数年ぶりに会う女同士の話が一時間半で終わるはずもなく、食後はカフェに移動することにして...

けんかっ早いけど人が好き Vol.49

私には、見るたびに腹を立てるテレビコマーシャルがある。食器洗い洗剤のCMだ。スポンジに洗剤をつけ、油でべっとべとの皿やフライパンをすーっとなぞると、あらまあ、ほら、こんなにきれいに! というやつである。

けんかっ早いけど人が好き Vol.48

花が美しい季節である。上を向いても下を向いても近くも遠くも目を向けたところに花があり、食用以外の植物に興味のない私でもさすがにほっこりする。先日もふと見上げたら藤棚があった。都会の藤棚は建物に囲まれてちょっと窮屈そうだが、満開を迎えた淡い紫...

けんかっ早いけど人が好き Vol.47

今年の3月は記録的な暖かさで、桜の開花が早かった。青森県では毎年、ゴールデンウィークに満開を迎え、弘前城の桜を見に多くの人が集まるというが、今年の満開は早くなりそうだ。旅行を計画したり、受け入れ準備をしている地元の方にとって、いい結果になる...

けんかっ早いけど人が好き Vol.46

3年ぶりに地下鉄の溜池山王駅に降り立った。内閣府に行くときに使っていた駅である。SIP(戦略的イノベーションプログラム)自動運転推進委員会の会議に出るため、毎月3、4回のペースで通っていたが、3年前からコロナの影響でリモート会議になりずっと...

けんかっ早いけど人が好き Vol.45

天災は忘れたころにやってくる。95年の阪神淡路大震災。11年の東日本大震災。あの大変な状況を見たとき、災害の規模が大きくなれば公的機関だけではどうにもならないことを実感した。公助のほかに共助、そしてなにより自助が大切になってくる。

けんかっ早いけど人が好き Vol.44

コロナになってからずっと活動を停止していた推しのロックバンドが、全国ツアーを行うことになった。この三年。もうライブに行く日は訪れないかもしれないという不安のなか、黙々とウォーキングを続けた自分をほめてやりたい。なんたって推しのライブは二時間...

けんかっ早いけど人が好き Vol.43

子どものころは、よく手足にしもやけを作っていた。小学生のころは毛糸の手袋をしていてもいつの間にか手の指がぱんぱんに腫れ、ぐーに握ると指の皮が割けるという痛々しい(というか痛い)状況だったことを覚えている。

けんかっ早いけど人が好き Vol.42

日本国民の平均身長の伸びが止まっているという。17歳男子の身長は、統計を取り始めた1907年には158・8㌢。その後、栄養状態の改善もあり伸び続け、170㌢を超えたのは1982年のこと。しかしそこから40年、ぱたりと伸びが止まり171㌢の壁...

けんかっ早いけど人が好き Vol.41

リサイクルといえば、私にはある苦い思い出がある。 30歳をだいぶ過ぎたころ、私はやっと一人暮らしを始めた。そして、人生で初めて日本の厳しいゴミ捨てルールに直面したのである。ルールは自治体によって異なる。東京都もまた、独自のルールを設定して...