日本物流新聞

挽きたて、クラッシュしたてのフレッシュ感を味わえる

調理スペースに馴染むシンプルなデザイン

ナッツやスパイスなど、あらゆる食材を際立たせる

計算されつくした適度な重量感で使い勝手も良い

「香りを食する」新たな提案

RE・LEAF株式会社/東京都大田区

「USU」

香りを食する。ペッパーミル、薬研、乳鉢、臼(うす)の進化系がRE・LEAF社がプロデュースする「USU」(ウス)。味覚における重要な要素でもある「香り」。食材が持つ本来の香りを、自分の手で解き放つことを可能にした。同社の古賀代表は「電動調理器具では難しい、調理しすぎない、ほどよい絶妙の頃合いを自分の手で調整できる」と語る。
一見するとシンプルなフォルムだが、デザインにはこだわりが凝縮されている。ハンマー部の加工を請け負ったのは大田区で微細加工・極小プレス加工を得意とする西村製作所。その技術の高さから大手光学機器メーカーから多数の受注を請け負っている実力派が、ステンレスのモノブロックを切削加工で仕上げた。「鋳造で作るより、より真円に近く作れるので食材を効率よくクラッシュできる」(西村製作所)という。また置き場所に困らないコンパクトなCDジャケットサイズでありながら、食材が飛び散らないよう大きな面で挽きや潰しを行える絶妙な深さとなっている。
「USU」はすでに多くの有名シェフからひっぱりだこの人気だ。「料理をしすぎないという日本人の感性にマッチする」と語るシェフもいるように、あらゆるナッツ、ハーブ、スパイス、薬味と食材を選ばずに、無限の可能性を引き出す。

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