日本物流新聞

ナピュアミラー採用で頭頂部もきれいに映し出す

右が従来の鏡、左がナピュアミラー

ナピュアミラー採用の×5 Zoom-up Pro Model

職人の手による繊細な面取り作業

メイクの悩みに寄り添うプロ仕様ミラー

堀内鏡工業株式会社/大阪府大阪市

「パーフェクト3WAYミラー」他

大阪市平野区。古くから鏡の生産が盛んなこの地で、昭和30年、堀内鏡工業は産声を上げた。創業当初から数多の化粧鏡を世に送り出してきた同社を、2代目である堀之内茂美社長が継いだのは10数年前のこと。それまで広告代理店で営業職に就いていた堀之内社長は、数々の新風を社内に吹き込んだ。
そのうちのひとつが、ナピュアミラーと名付けられたハイクラスミラー。従来の銀引き鏡は鉄分を多く含み、入射光の青が吸収されるため、実は白色がくすんで見えている。ナピュアミラーは、不純物を除去した透明度の高いガラスを採用。真空蒸着製法を用いることで、粒子の細かい繊細な鏡面を実現した。曇りのないその鏡面は、通常の鏡では見ることのできない、日本人の本当の肌の色を映し出す。
堀内鏡工業は、このナピュアミラーを用いて多彩な製品を誕生させた。「パーフェクト3WAYミラー」もそのひとつ。向き・角度・高さ全てが調節可能な三面鏡で、使い手のベストな姿勢でメイクができるほか、頭頂部を映せば白髪染めやウィッグの装着にも用途が広がる。
等倍鏡と5倍拡大鏡がひとつになった「×5 Zoom-up Pro Model」にもナピュアミラーが採用されている。等倍鏡は日常のメイクに、拡大鏡はシミ・しわなど細部のケアに向く。
60余年もの永きにわたり、ひたむきに化粧鏡と向き合ってきた堀内鏡工業。鏡のプロならではの細やかな配慮が、あなたのメイクの悩みに優しく寄り添う。

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