生産現場の無駄を解決する高生産性横形MC
主軸テーパ30番の小型マシニングセンタ（MC）SPEEDIO（スピーディオ）シリーズ初の横形マシニングセンタの「H550Xd1」（移動量X550・Y400・Z400㎜、B360°）。広い加工領域を持ちながら、省スペース化も実現する。
「H550Xd1」は、B軸回転テーブルを備えた４軸仕様の主軸テーパBT30番の小型横形MC。取り付け可能な最長の工具を搭載した状態でも直径（φ）600㎜、高さ580㎜の治具エリアを確保しており、工具退避機能などを行えば最大でφ800㎜まで拡張できる。一方、設置面積はわずか4.7㎡に抑え、同程度のストロークを有する機械と比較して約20％削減した。さらに、最大30本を収容できる新開発のダイレクトATC方式のマガジンも搭載している。
近年、部品の軽量化や機能集約により、多面加工が必要なアルミダイカストワークが増加傾向にある。しかしその加工内容からみると、40番MCではオーバースペック。高生産性を発揮する「H550Xd1」は、広い治具エリアと新開発30本マガジンにより、今までの30番では不可能な大物・長尺ワークの多面加工を実現する。
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