高い把握精度で安定加工を実現
北川鉄工所の新しい標準チャック「BRシリーズ」は把握精度0.01mmT.I.R.以下で、これまでの常識を覆す高い把握精度を実現した。大型サイズの12インチでも把握精度0.015mmT.I.R.以下。高精度に加え、ジョーの浮き上がりを低減し安定した加工品質を保つ。
BRシリーズは、オプションの特殊Tナット「Tナット-プラス」も特徴の1つ。Tナット-プラスを使用することで、ジョーを脱着しても成形時と同じセレーション位置に取り付ければ、把握精度は変わらず、脱着前の把握精度を再現する。
従来のチャックでは必須であった段取り替え時のジョー再成形が不要で、ワーク変更に伴う段取り替え時間を削減する。さらに、再成形によるジョーの消耗を防ぎ、成形に必要なツールの摩耗や作業工数、経費の削減にも貢献する。
BRシリーズは従来の標準チャック「B-200」や「BB200」シリーズと互換性があり、交換も容易。同サイズでは最大の貫通穴を持っているので、大きなワーク軸部の挿入や、太いバー材を通すことも可能だ。
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