万一のトラブル発生でも安心な2段構え
土日に舞い込む自動車メンテナンス業者からの修理依頼。「タイヤのパンク修理などに欠かせないコンプレッサが止まってしまえば、一時的でも損失が生まれてしまう」。そのような要望に応えた製品が「DUAL AIR PAX」だ。
最大の特長は、圧縮機本体が1台使えなくなっても、もう1台で単独運転ができること。レシプロコンプレッサが主機と補機の2段構えで搭載されている。
使用空気量に応じて、稼動する台数を使い分けることで無駄な動力を節約できる。切り替えはスイッチ操作のみ。設定した最高使用圧力に達する前に切り替わったり、空気量が多くなって圧力が下がってくるともう1台が自動的に稼働して補ったりと、使用環境に合わせた使い方ができる。
2台同時運転だけでなく、パッケージ同士の並列運転や単独運転も可能だ。低騒音吸込みろ過器を標準搭載しているので、2台同時に動かしても静か。圧縮機のフレーム剛性向上と防振ゴムの最適化で振動が少なくなっている。必要容量に応じて4.4/7.4/11/15/22kWの8シリーズから選定できる。
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