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スギノマシン、CNF用途開発の技術資料公開

独自技術で粉末化したCNF

乾燥体の解説など

 自然由来のセルロースを原料としたナノファイバー(商品名BiNFi-s)の開発を進めているスギノマシンは7月末、用途開発に関する技術資料を公開した。セルロースナノファイバー(CNF)の乾燥体について解説し、ポリプロピレン(PP)や合わせ硝子の中間膜へ添加した際の効果について自社ウェブサイトで紹介している。これにあわせたウェブセミナーも85日に開いた。
 植物などからとれる自然由来のセルロースをナノサイズに細かく解したCNFは、プラスチックやゴムなどに混ぜた際に強度を向上させながら樹脂の使用量を減らすことができる。環境負荷の低い商品を造るための素材として注目されている。CNFは一般に水に分散したゲル状態(スラリー)で販売提供されているが、疎水性の樹脂やゴムなどの材料への複合化には、脱水や乾燥など多くのノウハウが必要になる。スギノマシンは独自技術で粉末化した商品を開発しており、「樹脂とドライブレンドして効果的に使用することができる」としている。

2021810日号掲載)