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オカムラ、手術ロボ操作専用のイス開発

骨盤立たせ、疲労軽減可能に

 オカムラは、メディカロイド、神戸大学と3者共同で、hinotoriサージカルロボットシステム専用のチェア「kumpel(クンペル)」を開発した。
 hinotoriはメディカロイドが国産初の製造販売承認を取得した手術支援ロボットシステム。スコープを覗く姿勢を長時間とりながら、頻繁で細かな手と足の操作を行うため、椅子に座って操作する際の疲労が課題となっていた。この課題解決に向けて開発されたのがクンペルだ。調査を3者共同で行い、オカムラがもつ医療・介護施設向けの家具開発・製造のノウハウを生かして様々な機能も盛り込んだ。
 クンペルは長時間の作業でも疲れにくいように術者の骨盤を立たせ、正しい姿勢をサポートできる。フットペダル操作時に足を動かしやすくするため、座は5度に前傾可能。背座一体型のシートは、快適に手術作業ができるよう腰を包み込む背もたれと腿裏を圧迫しない座面形状にこだわった。座はフットペダルを操作しやすいように奥行きを短くし、先端はV字形状を採用している。キャスターには、滑りすぎず適度なグリップ感のあるゴムキャスターを採用した。

2021125日号掲載)