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ユニバーサルロボット、「UR+」に認証

SMCの協働ロボ用エアチャック

 ユニバーサルロボット(UR)は、空圧機器大手SMCが 開発・製造する協働ロボット用エアチャック「JMHZ2−X7400B」を、URロボットの周辺機器プラットフォーム「UR+」製品として認証した。
 「JMHZ2−X7400B」はエア供給チューブ1本と、電機配線M8コネクタを接続するだけで動作可能。小型・軽量ながら高把持力を発揮し、URロボットのティーチペンダント上における直感的な操作でプログラムできる。
 「これまでユーザが自作することも多かったエンドエフェクタだが、簡単に設定できるエアチャックが誕生したことで、SMCの主要顧客層である自動車、電機電子、金属加工業界はもちろん、食品、化粧品、医薬品業界などでも応用が可能になり、部品搬送などの工程の自動化に貢献できる」(山根剛UR社日本法人代表)
 SMCの森川文夫執行役員は「協働ロボット分野のリーディングカンパニーであるURとのパートナーシップを通じて協働ロボット用グリッパ市場に参入し、グローバル規模での生産現場における課題解決に貢献してゆく」とし、両社で協力しながらロボット導入のハードルを下げていく方向性を示した。

2020725日号掲載)