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YKK AP、新商品提案のWEB展示会を開催

デジタル分野の研究・開発の拠点を北米に

 YKK AP628日からWEB展示会「PRODUCTS PARK 2022」を開催する(1223日まで)。開催に先立ち、610日から予告編サイトを公開している。
 建築・設計関係のプロユーザーだけでなく、家づくりを考える一般ユーザーまで、だれでも自由にアクセスすることができる。今年は「島」をイメージした仮想展示空間に、22年発売の新商品を中心とする59 商品を「戸建住宅向けの窓・ドア商品」「非木造建築向け商品」「エクステリア商品」の3つのカテゴリーに分けて紹介。また、一般向けの住まいや暮らしに関する役立ち情報、建築・設計関係者向けの販促に役立つ情報などを紹介するほか、78日からは好評の「暮らしいいコト」セミナーを順次公開。多種多様な分野の11人の講師が暮らしに役立つ情報(ガーデニングや料理など)を発信する。
 事前申し込み不要で、スマートフォン、タブレット、パソコンなど、様々なデバイスから特設サイトにアクセスできる。

■デジタル分野の研究・開発を北米で強化

 同社は61日デジタル分野における研究・開発を強化するため、「YKK AP Technologies Lab (NA) Inc.YKK AP北米テクノロジーズ社)」を米国ペンシルベニア州に設立した。
 人手不足などを背景とした施工現場でのDX(デジタルトランスフォーメーション)化が進んでいることに対し、同社はデジタル分野で先進的な技術と人材を有する米国に拠点を構えることで、特に以下3つの事業に取り組んでいく。①生産・施工、設計・開発現場におけるデジタル化実現に向けた研究・開発②顧客向け商品・サービスのデジタル化実現に向けた研究・開発③デジタル・グローバル人材の育成。同社は第6次中期事業方針において、重点施策として「スマートファクトリー化」を掲げており、DX化の促進に力を入れていく考えだ。

(2022年6月25日号掲載)