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iCOM技研、協働ロボパレタイザー開発へ

最大可搬重量50㌔

 iCOM技研は、50㌔グラム可搬に対応する協働ロボットパレタイザーシステムの開発をスタートした。
 近年、業界業種を問わず導入が進められている協働ロボット。一方で最大可搬重量の問題から導入が見送られる現場も少なくない。
 「当社が活用しているユニバーサルロボットの協働ロボットは最大可搬重量16㌔グラム。 先日出展した2022国際ロボット展では、『箱一つで 20㌔グラムあるから』、『ロボットを導入するなら10㌔グラムの箱を同時に3つ運べるようにしたい』といった可搬重量に関する要望が多く寄せられた」(同社)
 こうした重量物運搬作業における協働ロボット導入を可能にするために、同社は人が作業しているスペースに設置可能かつ、50㌔グラム可搬が可能で1分間に34サイクル以上移動可能なシステムの開発に着手する。
 「開発にはハードとソフト両面からのアプローチが必要。本年8月の完成を目指す」(同社)

2022425日号掲載)