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ESR、名古屋市港区に2棟目の物流施設

名古屋南ディストリビューションセンター2の完成イメージ

最新省エネ仕様、中京圏の配送拠点に

 物流不動産の開発を手がけるESR(東京都港区)は411日、愛知県名古屋市港区にマルチテナント型物流施設「ESR 名古屋南ディストリビューションセンター2(名古屋南DC2)」を開発すると発表した。
 計画地は敷地面積18396平方㍍のミック大江機材センター跡地。延床面積48753平方㍍の4階建てを計画。総投資額は約110億円で、202211月着工、2310月竣工を目指す。
 名古屋南DC2が位置するのは国道23号「竜宮IC」より約1.8㌔メートル、名古屋高速「笠寺IC」まで約2.8㌔メートルの地点。名鉄東名古屋港駅から徒歩約10分で、名古屋市中心部まで12㌔メートルと、名古屋市内・中京圏への配送拠点として利便性が高い。さらに、中部国際空港まで34㌔メートル、名古屋港飛島ふ頭北コンテナターミナルから14㌔メートルと、海上・空輸貨物共に輸出入貨物配送の優位性も確保している。
 倉庫エリアの床荷重、柱スパン及び梁下天井有効高は最新型物流施設の仕様とし、高い汎用性と保管効率で幅広いニーズに対応する。断熱性能の高いサンドイッチパネルやヒートポンプ式空調など省エネルギーの最新設備機器や、自家消費型太陽光発電システムを導入し、テナント企業の運営効率向上を目指す。

2022515日号掲載)