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安川電機、パレタイジングロボ4機種

使いやすさなど向上

 安川電機(小笠原浩社長)は、新型パレタイジング用途ロボット(MOTOMAN-PLシリーズ)4機種の販売を開始した。この分野のロボットは以前から小型包装などの小物用途から、建材などの大物用途まで幅広くラインアップしてきたが、今回の新型4機種は、使いやすさを追求したロボットコントローラ(YRC1000)に対応させ「ロボットのパフォーマンスを最大限引き出せるようにした」という。
 ダンボールのように傷つきやすいもの、米袋のように変形しやすいものを「柔らかな把持で力強く積み上げる」べく、大容量の配管をアーム内に収められるようにするなど、各部設計に工夫を盛った。加えて電源回生機能による省エネ性の向上、省配線によるメンテナンス性の向上を実現し、パレタイジングシステムの最適化を図った。パレタイジング専用のアプリケーション(MotoPal)により簡単にセッティングできる。
 新型4機種は、それぞれ可搬質量で190320500800㌔グラム。190320㌔タイプの2機種は、従来シリーズからさらにスリムな形状に仕上げている。最大リーチは4機種とも3159㍉で、高さ方向に広く動作できる。
 価格はオープン。

20201025日号掲載)